「ホームレス」襲撃事件と子どもたち いじめの連鎖を断つために [ 北村年子 ]
いじめの連鎖を断つために 北村年子 太郎次郎社ホームレス シュウゲキ ジケン ト コドモタチ キタムラ,トシコ 発行年月:2009年08月 ページ数:429p サイズ:単行本 ISBN:9784811807287 北村年子(キタムラトシコ) ルポライター、ノンフィクション作家。
1962年、滋賀県生まれ。
デビュー作『少女宣言』(長征社・1987)が大きな話題を呼ぶ。
以後、女性・子ども・ジェンダーをおもなテーマに取材・執筆活動をすすめ、近年は「いじめ」「ホームレス問題」についての講演や、子育て・子育ち支援のセミナー、自己尊重ワークショップなども精力的におこなっている。
2008年、「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」を呼びかけ、共同代表となって立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 “ゼロ”ー大阪「道頓堀川ホームレス殺人」事件1995ー1997(“事件”の原風景(被災地・神戸の金髪少年/道頓堀の“橋の子”たち/「人間」の街・釜ヶ崎/路上に生きた命)/“弱者いじめ”の連鎖(“いじめ連鎖”という地獄/奪われた自尊感情/拘置所から届いた手紙/いじめる側の真意/強者からの断罪/いのちへの謝罪))/第2部 野宿者と子どもたちー川崎の取りくみ1995ー1997(路上から教室へ/大人たちの自問/子どもたちの本音/共生の場)/第3部 いじめの連鎖を断つためにーいま、なにができるか1997ー2009(二〇〇九年、冬/暴発する怒り/殺したものと殺されたもの/自尊感情の回復/今、私たちにできること)/エピローグ 大切なただ一人のきみへ/巻末資料 野宿者襲撃事件・略年表 がんばれない自分、うまくやれない自分。
その最大「最低」の象徴として、子どもたちは「ホームレス」の人びとの姿を嫌悪し、憎悪するー。
野宿者襲撃は、学校でのいじめの延長線上にある。
本 人文・思想・社会 社会 犯罪
- 商品価格:2,376円
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